家を崩壊させた話。
ふと思い出した今の心は寂しい。
わたしは虐待を受けて育った。
その日は深夜までスパルタなしつけを受けていた。宿題もできていないもちろん朝起きられるわけもない。学校を休んだ。そんな日が数日たった。
心配したおばあちゃんがうちに来なさい。
そういった。
その言葉の意味はとてつもなく重く、わたしには決断できなかった。
何度も何度も首を振った。
でも私は、おばあちゃんの家にいった。逃げてしまった。
姉も、母親もいるのに私1人。
そして家族が崩壊した。
そこから毎日母親は私のところに来て説得した。
そんなことをしている母不在の実家はめちゃくちゃだっただろう。
数ヶ月経った日、母は決断し姉を連れて家を出てきた。
いわゆる別居状態になった。
父親は1人になった。姉は姉の幸せが壊れた。母親は今までの努力が無駄になっただろう。
私は家族全員を傷つけた。
今、7年経とうとしてる今の生活はただただ苦しい。
そんなことなら虐待なんか我慢してあのままの家族の方が幸せだったのかなとふと考えてしまう。
そんなネガティブな今日はもう終わらせたい。